■代表ストライカーはクラブで補欠

gooスポーツ・NumberWebに「玉砕を命じた反町ジャパン」というタイトルの記事がありました。

単純にペナルティエリア内に人が少ないのでゴールの予感がしないというラモス氏や相馬直樹氏の指摘を踏まえながら、さらに女子サッカーを見れば経験の差は理由にはならず、よって経験の差が出たという言い訳や、「座して死ぬくらいなら、飛び込んで死のう」と試合前に言った反町監督の無計画、非論理的な姿勢強く批判する内容だったと思います。

個人的には両人の意見がズバリといった感じで、最近の男子サッカーはサッカーのルールを勘違いしているふしがあります。相手ゴールの近くでパスを回す時間を競うゲームだと勘違いしているのではないでしょうか。

決定力不足が叫ばれて久しいですが、そもそも今回の代表チームに帯同したFWで、ふさわしい成績を残しているのは李忠成ぐらいで他は補欠だったような気がします。
以下は今回の代表メンバーの、今期の得点と出場時間、得点率です。
メンバーはウィキペディアから、今期リーグの得点と出場時間はtoto CLUBを参照しました。

u-23
2008年8月20日現在

DFとMFはチームの主力といっていい出場時間だと思いますが、FWは李忠成以外は補欠です。森本はイタリアでがんばってほしいですが、とてもじゃないが岡崎は代表にふさわしい数字を残しているとは思えません。

岡崎の得点率は0.14、2007年までのキャリア通算でも0.11です。逆に、岡崎が得点を決めるほうが夏の珍事というレベルだと思います。リーグ2点というのは、DFの森重と同じです。ていうか2007年までのキャリア通算で5点て。別に岡崎に恨みはありませんが、代表の選考基準がわかりません。

昨年のJリーグ得点王ジュニーニョの得点率が0.7、諸外国の得点王に目を向ければデルピエロが0.57、C・ロナウドの0.9はすごいとして、トニが0.7でベンゼマが0.55。2試合に1点は取る計算です。岡崎は10試合で1点取れたら良いなというレベル。

チームで一番得点感覚に優れているのは谷口で、今期19試合で7得点、得点率0.37です。
柏では主力級の出場時間を誇る李忠成が今期15試合4得点で0.27。

C・ロナウドやデルピエロになれとは言えませんが、国を背負うストライカーなら、せめて0.3の後半から0.4は得点率がないと、ユニフォームを着るべきではないような気がします。

ところで、なぜ補欠を代表に選ぶハメになったのか。
監督にとっては必要な人材だったのでしょうか。

というよりは、補欠しかいないというのが現状ではないかと思います。U−23でクラブのエース級のストライカーを挙げろと言われれば・・・、リーグで二桁取ったことがあるのは李とカレンぐらいで、オランダの実績を考えれば平山もいますが・・・。

FWの成長=試合に勝つ=日本サッカーの成長という観点から見れば、Jリーグは外人FWの踏み台であって日本サッカーの発展
の妨げですらあるのが現状ではないでしょうか。稿を改めて続きます。

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