■ ハンドボール

■体格差

まあロシアに負けてオリンピック出場はならなかったわけなんだけども、特に大きなニュースになっていないような気がするのは気のせいでしょうか。

ロシアはシドニー金、アテネ銅という世界クラスのチームらしいですが、最近は世代交代に苦しみ実力を落としていたとか。韓国とも引き分けたそうです。

前半開始直後は、かなり期待がもてる試合ぶりでしたが、シュートミスで波にのれず、そうこうしている内に、地力の差が少しずつ現れた感じでした。

その地力の差も、素人目には決して覆せない差には見えなかったし、フリーのシュートミスが、せめて半分くらい入っていれば最後までもつれたように思います。

もっともそれが入らないから地力に差があると言えるのでしょうが、やっぱり全体を通すと、体格差は乗り越えるべきハンデに見えました。

ロングシュートを打とうしても、やはり2メートルの巨人が眼前にたくさんいると、シュートコースが限られてきます。ブロックされたシュートも多かったし、ロシアは手を挙げて突っ立っているだけでも、若干攻めあぐねる場面がありました。

ハンドボールに限らず体格差の克服は、競技によっては、日本が乗り越えるべき壁だと思います。ハンドボールが負けちゃったので、ちょっと体格差について明日以降考えてみます。

■世界最終予選VSアルジェリア

後半途中からは控えの若手メンバーを使うような安定した試合で、もしかしたらアルジェリアに負けて五輪予選が終わるかもしれないというのは気のせいだった。良かった。

ミスがあるのは人間だから仕方ないと言えるけど、ロシアに勝つにはそういう人間的なミスは許されないように思える。ミスゼロというのはまるで機械のようで非現実的な話かもしれないけど、だったら人間を超えるのが最低ライン。

俺は人間をやめるぞって宣言しないと世界には届かないかもしれない。韓国にだって届かなかったんだもん。

現時点でニッカンスポーツに速報が出てるから、もうBSの中継までネットは見れない。
果たしてどうなるだろうか。

アルジェリア戦は後半の残り15分くらいから、ほとんど常に2分間退場を食らっていて、ちょっと締まらない泥仕合になったのが残念だった。

ハンドボールはイエローカードをチームで3枚受けると、それ以降は、イエローに相当するファールは2分間退場になってしまう。大体、シュートしようとする選手に巻きついたり、勢いよく走りこむ選手に巻きついたりするとイエロー以上の反則を取られてしまう。

体の正面で受け止めれば問題ないのだけど、相手ももちろん避けてくるから、足が追いつかずに上半身だけ伸ばして手で止めてしまう結果、どうしても巻きついて退場することになる。

最後まで足を動かして正面に入れというのは、言うのは簡単だけど正直しんどい。
それでもクロアチアやロシアといった巨体でスピードあるチームは、上半身だけで巻きつこうとしたらキャプテン翼のように吹き飛ばされてしまうから、意地でも正面に入らないといけない。

ラグビーのタックルのように低く素早く正確なDFをどれくらい実現できるかがオリンピックへの、さらには体格差を克服しないといけない日本ハンドボールの課題のような気がするなあとか思うけど、とりあえず今はBSの放送を待ちたい。

■ハンドボール世界最終予選VSクロアチア

「アテネ五輪金メダルの実力を我々に見せてくれています」

もしかしたら「見せている」の「み」は「魅力」の「魅」なのかもしれないが、世界最終予選の中継で、日本戦の実況を担当したNHKのアナウンサーは、こういう発言をした。

NHKでさえサジを投げるぐらい実力差があるように写ったのかもしれない。
その後は解説者とともに、残り2試合にいい形でつながるようにがんばってほしいという趣旨のコメントしか出ないような、そういう戦いだった。

ハンドボール世界最終予選は、12チームを4チームずつ3グループにわけ、グループ上位2カ国が北京への切符を掴む。

同グループはクロアチア、アルジェリア、ロシア。
クロアチアはアテネ金メダル、ロシアは銅メダル。

明言こそしなかったが、これだけ差があるなら、多分ロシアにも勝てないだろうなあという実況の雰囲気を感じ取ってしまったのは、きっと僕の弱気がなした技だと思う。

クロアチアのホームスタジアムで行われた試合は、7000人(6000だったっけ?)が超満員。序盤こそ6−5で日本がリードした場面もあったが、そこからは常に7点差ぐらいのセーフティーリード。

観客は高らかに歌い踊り、オリンピック出場への小石をとりあえず蹴散らしたような雰囲気だった。おそらく五輪出場を決めた上で、ロシアとの前哨戦にそなえてウォーミングアップをしている気持ちだっただろう。

確かに差は明確だった。
まず体格が違った。
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